当日中篇2(3月28日)

《はじめに・・・今回の文章は長ーーーーいよ》


真っ暗になった会場にオーケストラの音楽が流れた。

おおおおお!THE LAST SONGではないですか!

10年前の涙のラストライブでみんなが涙した曲だ・・・(行ってないけど)

と感慨深げに音楽に耳を傾けていた。
会場にはペンライトの灯りが綺麗に波を打っていた。
1階の真ん中あたりにいた私は夢心地。
何処をどう見たらいいのか半分頭真っ白(意味わかんない。うふ)

このオーケストラが終わったら何の曲から始まるんだろ
って少し冷静に考えてたら・・・

そしたらそしたらそしたら!

♪終わらーなーい 雨ーーー
だぁーきーしーめーたー
夜ーがー朝をーーーー
迎えーーーるーーーー♪

キャーーー!
会場が沸いた。みんな叫んでいた。
私は声になってない声

「うはあぁぁぁ~~~~~~」

という、なんとも奇妙なため息交じりの声を発した。

THE LAST SONGそのまま歌いだしたのだ!
10年前のラストライブから今回の復活ライブが
一気に点と線で繋がった。
後ろにいた女の子達も「うそ~~~スゴイ!」と歓喜の声

スゴイのだ。
とにかく、この曲から始まるなんてすごい事なのだ。
字の如くTHE LAST SONG
あの日(10年前)最後に涙して惜しまれつつ
グッバイサヨナラしたXJAPANがこの曲で帰ってきたんだ。


はい、ドッキリよ。
10年前THE LAST SONG唄って解散っていったのはウソよん。



私にとっちゃ、10年かけた大掛かりなドッキリにしか思えなかった。
うん、ファンにとっては待たされすぎたが・・・。


そしてTHE LAST SONGからRusty Nail へ曲が変わった。
合唱よ!右手振り上げて合唱よ~~~!

♪どれ~だけ!涙を~なーがせーばぁーーー!
あなーたを!わっすれらぁれるだぁろおおおおお!♪

くぅあーーーー!

ぎゃーー!TOSHIがシャウトした!
癒しの旅に出てたTOSHIがシャウトした!
声ヒックリ返ったけど、シャウトした!
おばちゃん岡山から貯金ヒックリ返して来た甲斐があったわよ~(涙)

なんてノリノリ感激で拳振り上げふと横向くと・・・
両隣の席の男が小刻みに動いてた。
彼らなりのノリなんだろうが、明らかに私とノリがちゃう。
上手くいえないが・・・私がハチャメチャノリなら
彼らは大人なノリ・・・アサクサノリ・・・山本山・・・
さっき友達になった女の人は、右隣の大人ノリの男のせいでよく見えない。

やべっ。周り気にしすぎて自分のノリがはたして良いのか、
味付けノリなのか、韓国ノリなのか気になってライブどころではなくなってきた。
いかん。いかん。
ここは気晴らしにモニターを見てXJAPANのメンツでもじっくり見よう・・・


ギョエ!

冷静になって気付いた。
私、近視。
ノーコンタクトの人間です。
眼鏡・・・・コインロッカーの中。

なんか靄がかかってるようであまりよく見えまへん。
ステージ上のメンバーなんて全く見えてないようなもの。

バカン!バカン!ワタイのバカン!

もういいや!(←投げやり)
ステージ上のメンバーの顔や動きは
帰ってから録画してきたWOWOWの中継を見よう!今はこの場の雰囲気を楽しむのじゃ!

両隣の大人ノリごめん!
と心の中で謝りながら、コンサートを楽しんだ。

しかし何曲目かの曲と曲の間がとてつもなく
異様に長かったことがあった。
実際に時間ははかってないが、5分以上は時間が経っていたんではなかろうか?
なんでこんなにグダグダなの?
XJAPANのコンサート初めてだからわかんねーよ。
これがXJAPANのコンサートなの????

でもやっぱり曲が始まると・・・いいわぁ~~~ん♪
とグダグダの違和感もナッシングゥーーー(えど)になる。

♪紅

の時には、コスプレのお姉さんに頂いた
赤いボンボンもって、みんなとボンボン振ったよ(笑)
ボンボンもらった時は『いや、ど~なの?コレ』と、やや失笑気味だったが
いざでみんながボンボン振って
それに自分も加わってると思ったら、なんともいえない連帯感。
 楽しかったッス!

次は何の曲~~~ウッフッフッ

と気持ちが高ぶった時、衝撃のTOSHIの言葉

「ばいば~~~い」

え???まだ1時間くらいじゃないの?
アンコールがあったとしても早すぎ!

テンションちょっと低くなったけど、アンコールあるし・・・
って思いなおし、待つ事に。
XJAPANのライブ恒例のウェーブにも参加しましたことよ♪

「うひゃぁ~~~~あ」

ってこれまた、声にならない声出して(笑)

両隣の大人ノリの男も、隣の隣の女の人も楽しそうにウェーブしてた。
そしてみんな

「うひゃぁ~~~~あ」

って変な声だしてた(笑)


何分待ったか・・・・

そして待望のアンコールにXJAPANのメンバーが現れた。

そこでかかった曲が・・・・


ART OF LIFE

この曲30分もある大作でして、過去にも(私の記憶が正しければ・・・)一度しかライブでは演奏された事がない曲なんですの。
演奏してるメンバー自身(特にYOSHIKI?)大変しんどい思いするのでは・・・と思われる曲。
その幻の曲が演奏される・・・!

スンゲーよ!
もう、2時間遅れも曲の間が長くてグダグダでも許した!
って感じ。
目の前霞がかってよく見えないけど、もうイイ!
って感じ。
頭の中真っ白で、口ポカーン開けて、アホの子みたいな顔してたけど
実は感動しまくってた私。
両隣の大人ノリの男と同じように、小さく体動かしてたけど
実は超ノリノリだった私。


しばらく経ってステージ上にHIDEのホログラム(立体映像)があることに気付いた。
たぶん、みんなより数分遅れで気付いたんだと思う。
惜しい!眼鏡持ってきてなかったことに後悔・・・。

でも、
スンゲー!スンゲーよ!
と感動。

この後ピアノか?そろそろYOSHIKIピアノくる?
期待一杯、胸いっぱい、腹いっぱい膨らまして耳をダンボにした。
見えない目をステージに向け、頑張ってモニターを見た。

ん?ん?なんか曲が止まったっぽくね?

ゴトゴトゴト・・・・

なんか音聞こえたよ。

ちょ・・・ちょっと?
もしかしてのもしかして???
ちょっとステージ明るくて、なんとなく見えますよ?

え!?

YOSHIKI倒れてる!!!

客席騒然です。
いつの間にか他のメンバーもいなくなってました。
気付くと、客電も点いています。


「これをもちまして、本日の公演は終了させていただきます」


エー!?

客席から声が上がった。
私も「エー!?」を言った人間の一人。

コンサート始まって2時間も経ってないじゃん。
YOSHIKIが倒れたからって、終了の判断早くないか?
いや・・・こりゃまたドッキリだぜ。
絶対この後メンバー出てくる・・・

と思ったが、周りの状況でそれはただの願望だったことにすぐ気付いた。
みんな足早に出口に向かっていた。
そして何より、客電の明るさが終了を物語っていた。

隣の隣の女の人が「出ましょう」と声をかけてきた。

いや、もしかしたらドッキリかもしんないよ。
この後Ⅹジャンプするかもよ!


と心の中で思ったことを口に出そうとしたが、それは止めた。

アンタ、この状況見て何言ってんの?
って思われたくなかった、ちょっと冷静な大人な私がいたから。

女の人と「YOSHIKI大丈夫かな?」
と話しながら駅へ。
そうそう、この人良い人で駅の方角がわかんない私の為に
自分が乗る駅とは違う駅なのに一緒に入り口まで着いてきてくれたの。

なのに・・・名前もメルアドも聞かなかった・・・いや、恥ずかしがりやさんの私は聞けなかった。
聞いてきてくれたら教えたのにな・・・。
一歩踏み出せなかった自分に後悔。

駅に着いた私は早速おとーちゃんにメール。

『ちょっとwowow見て!なんかしてる?』

返って来た返事

『なんもしてないで。コンサートは終わっとるで』

本当に終了だったんだ・・・はぁ・・・・

コンサート前に思い描いてた

コンサート終了後の体力消耗、余韻、夢見心地・・・

何一つなかった。


不完全燃焼の夜。


※私、ライブ前ペンライトを1000円で買ってたのに、はじめに興奮してたせいで使うの忘れてました。何の為に買ったのか・・・。

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by hachihoo-1 | 2008-04-18 22:50 | 日常